娘が年中の時に受けた算数検定が無事にできましたので、そのときに使用した問題集と対策を紹介します。
目次
試験に必要なもの
- 受験票(写真を貼る必要があります。)
- ものさし(長さを測定することはないですが、時計の問題を解くときに役に立つことがあります。)
- 筆記用具(一般的な試験と同じなので筆箱の使用不可でした。)
※解答用紙への記名、住所の記載は代筆が可能でしたので一番心配だったところは大丈夫でした。
合格基準と戦略
20問中14問以上正答で合格になります。70%の得点が必要ですが戦略としては、20問中10問が計算問題となるため、計算力の強化が合格への近道になります。2問含まれる特有問題は対策が取りづらいので、娘は計算問題で満点を狙いそのほかの8問中4問の正解ができるようにしていく対策をとり、合格できました。
使用した問題集
- Z会グレードアップ問題集の小学1年算数 文章題
- Z会グレードアップ問題集の小学1年算数 計算・図形
- 実用数学技能検定 要点整理 算数検定11級
- きらめき算数脳入学準備~小学1年生 ずけい・いち
- きらめき算数脳入学準備~小学1年生 かず・りょう
- こぐま会 ひとりでとっくん365日
- 実用数学技能検定過去問題集 算数検定11級
計算問題
20問中10問を占める問題になりますので、ここはしっかりと対策しました。
傾向としては
- 4問ー繰り下がり繰り上がりのない一桁の足し算と引き算
- 2問―繰り上がり(1桁+1桁)、繰り下がり(2桁(10-20)ー1桁)のある計算
- 1問ー簡単な二桁同士の足し算や引き算(30+40など)
- 1問ー2桁(10より大きい)-1桁の引き算(繰り下がりなしで89-7など)や2桁+1桁の足し算
- 2問ー3つの数字の計算(足し算と引き算の混合パターンや繰り上がり、繰り下がりもあります)
1年生で習う範囲の計算なので、複雑なものは少ないですが、安定して合格点を取るには、ここは落とせない分野だと思いますので、ドリルなどを使用して計算力をアップすることが合格点をとる近道になるのかなと思いました。
実際に娘が使用したのは、
- 《一歩先を行く》リーダードリル〈算数〉小学1年の計算 『予習シリーズ』四谷大塚のドリル 990円
こちらのドリルを使用した理由としてはただの計算ドリルというわけではなく、一歩先を行く問題という問題があり、その問題は考える問題となっているためより深く計算について考えることができると考えたためです。このドリルをこなして計算力以外にも□ー7=15などの□が含まれるいる問題も上手解けるようになっていました。
その他の問題
- 足し算や引き算の文章題
- ものの数、長さ、面積、体積の比較
- 位置やじゅんばんを答える問題
- 積まれているブロックの数を数える問題
- 時計の問題
- いろいたを数える問題
などから8問出題されます。残り二問が特有問題(思考力)となっています
特有問題を除いた問題の対策は
- Z会グレードアップ問題集の小学1年算数 文章題
- Z会グレードアップ問題集の小学1年算数 計算・図形
- 実用数学技能検定 要点整理 算数検定11級
グレードアップ問題集はそれぞれ880円で40回分ずつあります。娘は朝と夜に1回ずつ取り組みしましたので、2か月ほどで取り組みを終えましたが、これはZ会の通信教育やRISU算数などで、ある程度先取をしていたためそれなりに早い速度でこなしましたが、先取なしの場合はもっとゆっくり2倍ほど時間をかけて対策していたと思います。
要点整理問題集は数学検定協会が出している公式の問題集です。こちらをわざわざ購入しているのは、過去問だけだと「出題されていない分野(わたしの過去問では時計の問題がありませんでした)」があるためです。そのためグレードアップ問題集を終えて実力をつけたあとに確認に使用しました。練習問題以外は解答がすぐ下に書いており使いづらい印象がありましたが、Z会で一通りやっていますので、練習問題のみ取り組みの取り組みをしたため大きく問題にはなりませんでした。一部は基本問題や応用問題に取り組みするときはコピーをとり、解答が書かれているところを隠しながら取り組みをしました。
特有問題
思考力の問われる問題です。
一番対策に困るところでした。過去問をみても難易度に変動があること、毎回同じような問題ではないことが理由です。
要点整理問題集も載っている問題数が少なく対策がしづらいところで、わたしが対策に使用したのは
- きらめき算数脳入学準備~小学1年生 ずけい・いち
- きらめき算数脳入学準備~小学1年生 かず・りょう
- こぐま会 ひとりでとっくん365日
です。あとはいま取り組みをしている算数ラボ10級が対策に役立つ立つかなと思います。
特有問題でよく見かけたのは問題文の条件を整理し試行錯誤をこなす問題が多いように思えました。しかし過去問の中には鏡写しになったものの位置を〇で囲むような問題もあり、今一つ傾向がつかみづらいところですが、ここができなくとも合格点は越えられると思いますので、私は解くことができたらラッキーなど半分運任せて対策しました。
ただきらめき算数をこなしたときにはじめてのみる問題に対しての対応力が上がりましたので、それはそれで検定の役に立ちました。
過去問への取り組み方
算数検定11級で過去問で試験慣れが必要なのかと思う人もいるかもしれませんが幼児にて受けるなら、した方が思いました。というのも、娘が一番最初に過去問の取り組みした際、できない問題が出てきたときに娘が泣いてしまい試験どころではなくなってしまいました。またすべての漢字にフリガナがあるわけではなく、一度でてきた漢字にはフリガナがありません。このあたりも漢字の取り組みをしていないなら、戸惑う部分ですので、算数の実力を発揮するためにも過去問を取り組みして慣れておく方が良いと思いました。
私の娘に実際に使用したときの過去問の取り組み方です。ちなみに過去問を実施するときには、過去問を裁断し、A3に両面印刷し実際の試験とおなじような形にしてから取り組みしました。
- 実力把握のため、試験申込直後に1回実施する
- 試験対策後、試験慣れを含めて試験直前で残り過去問に挑む。
この流れで過去問を解いていきました。
娘はZ会の通信教育、RISUにて算数の先取をしているため、まずは算数検定申込時点での実力を図るためまず過去問を実施しました。その時には、14点(合格点ぎりぎり)でしたので、実力の底上げを行うため上記の対策行い、試験直前の16-19点の間で推移するようになり合格点以上の得点を安定してとれるようになりました。
まとめ
実際に試験を受けてみて、算数が得意だよなどと娘が自分から言ってくれるようになりましたし、娘にとっては、はじめて親元を離れてテストでしたので親のほうが心配ですが、泣かずに試験を受けることができてよかったなと思いました。
幼児期にわざわざ受ける必要なのか悩むところですが、
- 子供の成長をみることができる
- 先取教育を実施しているので、穴がないか確認できる。
- 学年上の検定に挑戦することにより、算数が得意という意識がうまれる
実際に受けてみて思ったメリットです。先取りしているのであれば、受けてみていいのではないかなと思います。
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