きらめき算数脳のずけいいちを一冊終えたので、
難易度、実際の取り組み方、注意点などを説明していきます。
目次
難易度はどうなの?
難しいほうに入ると思われます。ただ難しさも最レベやハイレベなどの高難易度の問題集とは違う難易度で、足し算や引き算などは使用しませんが、条件を整理し、詰め将棋やパズルのように、ここしかないというものを当てはめていきながら、正答へ導く問題がほとんどでした。
長女は年中のときにこの問題集に取り組みしましたが、一人で問題文を読んでできる問題はほとんどなく、一冊を終える直前に一人でできる問題が少しでてきたかなというくらいでした。
取り組み方
長女と取り組みしたときには、ほとんどの問題に例題がついており、条件の確認と例題は私と一緒に取り組みしました。そのあとの問題は一人で取り組みしていますが、完全に思考が行き詰まったりしている様子だと、ヒントを与えながら、解答していきました。
ヒントを与えながらでも、最後のほうは一人で取り組みできるようにある程度できるようになってきていたので、ヒントにより完全に学習効果がなくなるということはなさそうでした。
理想を言えば、子供一人で例題を読み、そこから解答していく流れがいいとは思いますが、問題のレベルや問題集に取り組む年齢を考えると、例題は親と一緒に取り組みし、その後の設問は一人で取り組みする流れがいいのではないかと思いました。
取り組みする上での注意点
私が注意していた点は、未就学児に取り組みさせる際には、『なぞなぞ』や『クイズ』に取り組みさせるように、少し考えたらできそうなら、ヒントは出さず考えさせ、完全に思考が停止しそうな問題なら取っ掛かりのヒントを与えて解答の手助けをする方が、よいのではないかと思いました。
実際ウチの子で取り組む際には、この方式で取り組んだおかげか、きらめき算数の取り組みは楽しいと感じるようで日々こなしているプリントの中で一番時間がかかるにもかかわらず、楽しそうに取り組みできました。
取り組みしている子供をみていると、少し考えて解答できそうなときには、ものすごく脳が活性化していて、解けたらドーパミンがでてるーというような様子見え、逆に完全に思考が停止してそうなときには、『消化不良』状態で脳も活性化しておらず、楽しくなさそうにみえました。
大人であれば、様々な解法を思いついたりしますが、幼児期においては、引き出しも少ないと思いますので、取っ掛かりのヒントをあたえることにより、また脳を活性化させるようなことができているのでないかと思いました。
年中でも取り組みは可能?
親と一緒に取り組みする前提なら、計算問題があるわけではないので、年中でも取り組みは可能と思いました。
もし一人で実施させたい。ヒントなしでできるようにしたいなどならば、年長の1から3月頃から小学1年生あたりならもう少しできる問題もあるかも知れません。
類似した問題集は?
類似した問題集として、もう一つのきらめき算数脳を除くなら
- 算数ラボ10級
が、あります。あとは、遊びの中なら
- はじめてのアルゴ
- アルゴ ベーシック
などが同じような思考を学べると思いました。
まとめ
一人で実施するのが理想ですが、一人でできないからといって実施させないくらいなら、一緒にやって効果が下がったとしても、実施したほうが良さそうでした。
実際ウチの子で見られた効果としては、算数検定11級の特有問題などの変わった問題の初見の正答率が上がっていました。
計算問題や文章題などのみたことがあるような問題だけでなく、算数検定の特有問題などにも対応できる力をつけたいと考えている人にはおすすめできます。
コメントを残す